Interview 09

ミュージアムアテンダント

S.A.2021年入社

ミュージアム運営室

経営学部 経営学科 卒

仕事内容と入社の決め手 一つひとつのおもてなしに、
心を動かされて。

栃木セキスイハイムを志望したきっかけは、セキスイハイムミュージアムでの会社説明会でご案内いただいたMA(ミュージアムアテンダント)の姿でした。品格を感じる立ち振る舞いや接客は、どこか誇らしく楽し気で「私もこんな風になりたい」と強く感じたのです。そして、今はあの時に憧れたMAになりました。

住まいの本質やセキスイハイムの家づくりを紹介するミュージアムで、MAはお客様をツアー形式でご案内します。一人ひとりのお客様に合わせた接客を通じて、快適かつ実りある時間を過ごしていただくことが私の役割です。お客様にとってMAは当社の「顔」。私の対応次第で、お客様が思うセキスイハイムのブランドイメージが決まります。その責任をしっかりと感じながら、お客様が思い描く家づくりをサポートできるような接客につとめています。

さまざまなお客様とお会いする機会は、MAとしての成長にも繋がります。理想とするMAに一歩近づいている実感が嬉しく、充実した日々です。

私の成長のコツ! 自分と向き合う時間が、
“なりたい自分”への第一歩に。

MAとしてふさわしい人材となれるように、入社後はさまざまな研修で学びます。話し方や歩き方、場面に応じた立ち振る舞い、ヘアメイクなどのレッスンなど、今までにない経験を通じて発見がありました。例えば、目線を移動するタイミングひとつで相手に与える印象が変わることはそのひとつ。まさに“お客様目線”で対応する大切さを深く実感しました。

思えば、入社説明会でご案内いただいたMAの方は、心地よい接客をすべて自然に体現していたのだと気づきました。入社後は私の先輩となり、改めてすごさを感じます。その研修では、講師から私の良い点と至らない点をともに伝えていただけます。伸ばすべきポイントと改善すべきポイントを自覚でき、大切な気づきになりました。真正面から人に評価される機会がこれまで無かったので、自分を見つめ直し内面も外見も磨けたことは良い経験です。「意思をもって行動すれば“なりたい自分”に近づける」と身をもって感じられました。

初めてお客様をご案内した日はとても緊張しましたが、先輩と一緒に練習を重ねた甲斐もあり無事にやり遂げられました。時には思うように対応できず落ち込むこともありますが、その都度先輩たちは親身にフォローしてくれています。もっと自分を磨き、先輩たちの優しさや思いに応えていきたいですね。

私にとっての理想の先輩はこんな人でした 安心できる住まいを、
一人でも多くの人に伝えたい。

接客で悩んでいたとき、先輩から「自分が『どう思われるか』ではなく、お客様の立場になって『どう接してほしいか』を考えたほうがいいよ」とアドバイスを受けました。その頃の私は「間違えないようにやろう」「姿勢を正さないと」と自分のことばかりに気を取られ、お客様を見ていませんでした。

MAの役割は、一人でも多くの方に「セキスイハイムのファン」になっていただくこと。意識を変え、まずはお客様の役に立てるよう「さまざまな質問にお答えできるMAになろう」と行動しました。営業がお客様に説明している際にさりげなく耳を傾けたり、知識や経験が豊富な社員に質問したりと“活きた知識”を得るように心がけています。先輩たちは後輩の困りごとにもきちんと耳を傾けてくれる人たちばかりですし、新たな商品のリリース時には研修会が開かれるなど会社のサポートもあります。意欲次第で、成長機会が豊富に得られる環境です。

企業説明会の際に、ミュージアムではセキスイハイムの住まいの高い耐震性を知ることができました。2011年の東日本大震災が発生した際に、私は福島県に住んでいました。「安心できる住まい」を自信をもってお客様にご紹介できることは、私にとってのモチベーションです。これからもお客様から信頼されるMAを目指して、セキスイハイムの住まいを一人でも多くの人に伝えたいと思っています。