施工管理
工事部 課長代理
生産工学部 建築学科 卒
工程ごとの検査や安全を確保するKY活動、打ち合わせを日々重ねながら現場を管理し、お客様の大切な住まいを職人さんとともに形にする。現場監督は、家づくりの担い手です。工事前の打ち合わせや現場でのご案内、進捗報告など、お客様とコミュニケーションをとる機会もしばしばあり、時には「住まいが完成したら、こんな暮らしができますね」と未来の生活をイメージできる話をすることもあります。完成した際に喜んでいただいたときの達成感は、この仕事だから感じられるやりがいです。
私は、中学生の職場体験でゼロから建物を作り上げていくプロセスに心が動き、高校・大学では建築を専攻しました。地元の栃木セキスイハイムに興味を持った理由のひとつは、セキスイハイム独自の「ユニット工法」です。工場で住まいの80%を仕上げることで工期を短縮できるため、現場監督として数多くの家づくりに携われることに魅力を感じていました。また、会社説明会で若手社員から話を聞き、雰囲気の良さを感じたことも大きかったですね。
入社後の3年間は現場監督をサポートし、2級施工管理技士資格を取得した入社4年目から現場監督を担っています。当社は資格取得を手厚くサポートしており、早い段階で資格を取得できれば新卒入社2年目から現場監督を務めることも可能です。私は、経験を積みながら着実に担当棟数を増やしました。いくつかの現場を同時進行する際には、部署内で協力して対応する体制があるので心強いです。
現場監督となり、より感じているのはコミュニケーションの大切さです。SNSが定着し多様な情報が溢れる今、お客様からいただく質問や相談は多岐に渡ります。お客様の声にお答えできるように調べたり、トレンドをチェックしたりと日々業務知識を深めています。その分、成長する実感も得られますね。
お客様とは、できる限り定期的に情報を共有することを心がけています。というのも、まだ経験が浅い頃にお客様への説明がしっかりと伝わらず、余計な心配をおかけしてしまったことがありました。その経験を踏まえて、丁寧な説明を心掛けています。細やかにコミュニケーションを重ねることで「K.T.さんに任せれば大丈夫」と信頼をいただけるように、これからも取り組みたいです。
また、職人さんとの関係づくりでもコミュニケーションは欠かせません。アシスタント時代には、時間があれば現場に足を運び、職人さんから建築に関する知識を教わっていました。入社当時は職人さんとうまくコミュニケーションが取れるか正直不安でしたが、お昼休憩を狙って現場に行き、職人さんと他愛もない話をしながら少しずつ関係を築いていきました。その積み重ねで関係が深まり、今では何かあればすぐに相談に乗ってもらえるような間柄です。
尊敬する先輩として一人を挙げるとすれば、直属の上司ですね。先を見据えた前向きなアドバイスを送り、営業・設計・施工など各部署の意見に耳を傾けて調整し、課題があれば改善に向けて動いていく。会社やチームのために率先して行動する姿は、見習うことばかりです。
栃木セキスイハイムは社員間でコミュニケーションがとりやすく、仕事の話はもちろん趣味や休日の話題も気軽にメンバーと話せます。もともと、私はあまり社交的な性格ではありませんでした。そんな私が誰とでも気軽に話せるようになったのは、こうした社風に影響されたのだと思います。
社員同士が協力し合える関係があるからこそ、一人ひとりの強みを活かして働けます。当社は新入社員や若手社員をサポートする仕組みも整っていますので、建築業界や家づくりに興味をお持ちの方はぜひ説明会で栃木セキスイハイムの雰囲気や社員の人柄を知り、エントリーをご検討いただければと思います。