リフォームコーディネーター
ファミエス事業部
経営学部 経営学科 卒
住まいに関わる仕事に憧れていた私は、就活で栃木セキスイハイムの会社説明会やインターンに参加していました。高い構造強度を持つセキスイハイムの住まいに感銘を受け、展示場で話した社員のみなさんの人柄に惹かれたことが、入社の決め手です。
現在、私はファミエス事業部内の第1営業部に所属しています。業務は大きく分類すると2種類あり、1つは住まいのメンテナンスやリフォームの提案、もう1つは住まいの外壁・屋根・水回りの定期診断です。セキスイハイムでは、住まいのお引渡しから2年目までに計3回実施する無料定期点検のほか、5年目以降5年ごとに60年間実施する無償の定期診断を行なっています。
20年、30年と時間が経ち家族構成やライフスタイルが変化すると、住まいに求める機能も自ずと変わるものです。床暖房の設置によるヒートショックの防止、段差の解消やスロープ設置によるバリアフリー化など、安心の住環境を点検や診断の際にご提案し、お客様が快適に過ごせる空間を実現できたときには確かな達成感があります。
リフォームやメンテナンスでは、外壁、塗装、インテリア、照明、水回り、ガスなど住宅関連の基礎的な知識をはじめ、小さな部材の交換や手配、さらには太陽光パネルや蓄電池、リフォームローンといった専門的な知識も求められます。
また、住宅は社会情勢にも左右されます。例えば「電気代が高騰している」という話題がニュースになれば、断熱材の提案や節電機能に優れた機器への取り替えなどコスト面を重視した提案を行ないます。製品知識だけでなく、常に社会や経済に関する情報をキャッチアップする姿勢が求められるリフォームコーディネーターは、奥が深く魅力的な仕事だと思いますね。
入社1年目は先輩に同行しながら提案の流れや現場の知識を学び、経験を積んだ2年目には一人で提案をまとめ、お風呂のリフォーム契約をいただきました。水漏れ対策に加えて将来を見据えた浴室まわりのバリアフリーをご提案したことが、お客様から評価を得られた要因だと思います。上司や先輩から「おめでとう」と声をかけられ、少し成長を実感できました。
所属課は20~30代の若手社員が多く、男女半々の構成です。社内は比較的女性が多く、落ち着いた雰囲気だと思います。周囲に相談しやすい良好な人間関係のもとで、心強い上司や先輩たちに支えられながら仕事に臨んでいます。
魅力的な社員ばかりですが、特に指導上司となる女性の課長を尊敬しています。入社後は社会人の基礎といいますか、細やかな気配りの大切さを学びました。周囲への丁寧な言葉遣いや訪問先での立ち振る舞いをしっかりと意識するように教えられています。例えば、お客様のご自宅ではドアを丁寧に開け閉めする、綺麗に靴を揃える。あたりまえのことですが、こうした細やかな所作の一つひとつがお客様とのコミュニケーションに活かされていくのだと思います。配慮する姿勢を身につけることが、お客様の役に立つために、相手のことをもっと知りたいと思う第一歩になると、今振り返ると感じています。
時にはフォローをいただき、時には親身に寄り添っていただいて。大きな契約を結んだ際には、誰よりも喜んでくれる。いつか私もそんな優しい課長のようになりたいです。さまざまな方に支えられて今の自分がありますし、今後は後輩をしっかりと支えられる存在を目指して成長していきたいですね。